レーシック(LASIK)手術

【手術は天六本院で行います】

レーシック手術とは

レーシック手術とはエキシマレーザーを使用し、屈折異常を矯正し、視力を回復する手術です。
Laser in Situ Keratomileusis (レーザー・インサイト・ケラトミレウシス)
レーザーを角膜の中央に照射し修正(治療)するという意味です。
メガネ・コンタクトに代わる視力矯正方法として普及しており、世界では4,000万件以上の症例が実施されています。
2000年に日本の厚生労働省が、エキシマレーザーによる屈折矯正手術を認可され、日本でもレーシックが受けられるようになりました。
当院では2000年より患者様おひとりずつに適した最良の手術を責任を持って行っています。

当院のレーシック手術が選ばれる
8つの理由

理由1.2000年に開始し、長年の良好な手術結果を誇る眼科専門医が手術を担当します

眼科専門医がトータルにサポート最近は、かつて当院で手術を受けられた患者様のお子様が手術を受けに来てくださいます。親御さんが安心してすすめてくださるのが、何よりうれしいですね。
オーダーメイドレーシック

患者様お一人ずつの職業やライフスタイル、ご年齢を考慮した視力を追求しています。
45歳以上の方には老眼レーシック、(モノVision Lasik)を行っております。

カウンセリングポリシー

患者様に納得・安心していただくために、検査担当員がお一人お一人の疑問や質問にお応えし、治療内容の丁寧な説明と、治療後のシミュレーションをいたします。医師やカウンセラーと十分に話し合い、納得いくまでご相談ください。

基礎検査と高度な精密検査機器を用いた特殊検査

眼科専門医による基礎検査を行っております。(視力、両眼視機能、眼圧、角膜のカーブ、角膜内皮、角膜の厚み、眼底網膜、涙液量、血液検査、網膜や視神経の厚み測定(OCT)等)

眼科専門医によるレーシック手術

レーシック手術3,000件以上、白内障手術10,000件以上の高い実績と技術を持つ藤本院長が執刀いたします。

理由2.安心のアフターフォロー

安心のアフターフォロー
定期検診

術後の定期検診で、術後のアフターケアも万全です。術後の経過を、翌日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年間毎に検診いたします。(予約制:6ヶ月検診まで手術料金に含まれます)

近視の戻りなどは再治療

一般的に屈折が安定するまでに3ヶ月かかります。この間、若干の近視の戻りがあります。もし強く戻りが起こった場合は、屈折の安定を確認し、追加矯正が可能な角膜の厚みがあれば約3ヶ月後に追加矯正をすることができます。
フジモト眼科では、術後の近視の戻りなどによる視力の低下が見られた場合、レーザー治療を行っております。
※再手術の場合、消耗品代、検診費用等は別途かかります。

理由3.高性能な医療機器・院内設備を完備

当院では医療設備が整っております。アイトラッキングシステムを完備したエキシマレーザーで、より精度の高いレーシック手術を行うことが可能になりました。

エキシマレーザー EX500(アルコン社製) を導入

  • エキシマレーザー設備
  • アイトラッキングシステムを完備
  • 2024年5月導入
手術室

手術室
滅菌されたクリーンな手術室です。湿度も温度も1年中24時間管理。患者様のご家族や同伴の方には、手術室の壁がガラス張りですので、リアルタイムに手術を見ていただくことができます。また、専用モニターがございますので、ご希望の方には、手術の手元までご覧いただけます。

検査室

レフケラトメーター、眼圧測定器、内皮検査器、トポグラフィー、カシアⅡ、立体視等両眼検査器、静的精密視野測定器(ハンフリー)、OPD(角膜形状・屈折力解析装置)、アンギオ、OCT(光干渉断層計) 、ARGOS(光学式眼軸長測定器)、Aモード(超音波眼軸長測定装置)、瞳孔径測定、VARIO(角膜トポグラフィー)などの検査設備を整えております。

リラクゼーションルーム

手術前の麻酔の目薬や消毒を行ったり、術後の安静室となります。
※1階からは、階段、エレベーターがあり、入口から全室バリアフリー、車椅子対応です。

理由4.当院の医師・スタッフがレーシック・ICL・眼瞼下垂などの手術体験者

フジモト眼科で働く医師、スタッフの多くは当院のレーシック・ICL・眼瞼下垂などの手術体験者です。
また、当院院長の夫である藤本啓治氏(フジモト整形外科院長)も当院でレーシック手術を受けております。
ご質問やご相談など、私たちにお気軽にお尋ねください。

理由5.国内トップレベル!
レーシックの術後成績

平成13年、ISRS(日本国際屈折矯正手術学会)ミーティングのシンポジウムで、当院術後データを発表致しました。国内でトップレベルの術後成績でした。

わが国で眼科専門医達により行われているLASIKは、海外施設で当初見られたような手術合併症は大変少なく、又、当院でも、これまでに軽度の合併症が1%見られましたが、早期の処置で視力回復し、後遺症はみられません。全員の方にご満足頂ける結果を追求する為、スタッフ全員努力しております。
手術テクニックも国内外の学会で、新しい手術方法を学ぶだけでなく、独自に角膜フラップ洗浄カニューラ(ドイツ製 全国で販売されています)や、術後ドライアイや異物感をできるだけ生じさせない角膜表面保湿法(学会報告済)などを実践しています。

理由6.月に2回、レーシック手術の無料説明会を開催

当院では「レーシック」の無料説明会を開催しております。手術に対して不安がある方、まずは話を聞いてみたい方などお気軽にお越し下さい。
ご本人やご家族同伴で来院していただけます。
※無料説明会は少人数制となっております。事前にご予約下さい。
※お連れ様はお一人までご同伴いただけます。

 ご予約につきましては、天六本院にお電話下さいませ。 TEL.06-6351-1880

理由7.遠方からご来院の方も
安心!

フジモト眼科では遠方からお越しの方も多く、安心して診察・手術を受けて頂けます。

APAホテル (ビジネスホテル)

当院まで徒歩+電車で15分 タクシーで5分(700円程度)
地下鉄堺筋線「天神橋六丁目駅」から1つ目の「扇町駅」より徒歩7分
JR大阪環状線「天満駅」から徒歩5分

プレミアムCABIN大阪 (ビジネスホテル)

当院まで電車で10分 タクシーで5分(700円程度)
地下鉄堺筋線「天神橋六丁目駅」から2つ目の「南森町駅」2号出口すぐ
JR東西線「大阪天満宮駅」すぐ

帝国ホテル (シティホテル)

当院まで徒歩+電車で15分 タクシーで5分(700円程度)
地下鉄堺筋線「天神橋六丁目駅」から1つ目の「扇町駅」より徒歩10分
JR大阪環状線「天満駅」から徒歩5分

ウエスティンホテル (シティホテル)

当院までタクシーで15分(1300円程度)
JR大阪環状線「天満駅」から「大阪駅」中央北口より徒歩9分
地下鉄御堂筋線「梅田駅」5号出口より徒歩9分

リーガロイヤルホテル (シティホテル)

当院までタクシーで15~20分
京阪電車中之島線「中之島」駅直結

東横イン (ビジネスホテル)

徒歩で10分
地下鉄堺筋線「天神橋六丁目駅」より徒歩3分<

理由8.徹底した感染予防対策

当院では衛生管理を徹底しており、過去に感染症がおきた事例はございません。
術後感染は、手術器具の滅菌が十分に行われていない場合におきやすいので、基本的に医療機関ではありえません。また、眼科専門医がこれまでに行った手術で世界的に見ても失明した例はありません。

感染症防止のための徹底した衛生管理
  • 滅菌された空気が還流し、湿度も温度も1年24時間管理されています。
  • 手術スタッフは必ず帽子・マスクを着用、手術室に入る際は靴の埃を除去しスリッパに履き替えることで衛生面を保っています。
  • 手洗い、器具消毒にはオゾン水(細菌およびウイルス滅菌作用があります)で消毒後、ガズ滅菌またはオートクレーブ高圧高温消毒を行っております。
  • 患部の消毒は、イソジン原液、結膜嚢内はポピヨンヨード8倍希釈液、さらにオゾン水、抗菌点眼剤でトリプル消毒しており、術中感染を起こさないよう配慮しております。

レーシック手術の
メリット・デメリット

メリット

  • 何よりも裸眼で一日中見えることが快適で素晴らしいです。
  • 無痛手術: 目薬点眼痲酔で手術中や手術後の痛みがほとんどありません。
  • 両眼を同時に手術することができるので、社会復帰が早いです。
  • 再手術や追加矯正手術が必要な場合にも、手術施行が容易です。
  • コンタクトレンズの手入れの煩わしさがなくなります。
  • スポーツをする際も、メガネやコンタクトレンズ無しで、よく見えます。
  • アイメイクがしやすくなり、眼がぱっちりしたと言われる方が多いです。

デメリット

  • 希望する方全員が受けられる手術ではありません。
    (角膜厚が足りない、他の眼疾患がある、合併症がある等で適応できない人がいますのでスクリーニング検査で調べます。)
  • コントラスト感度が低下することがあります。
  • 術後一過性にハロー・グレアが出現する場合もありますが、数ヶ月でなくなります。
  • 術後ドライアイになることがあるので、ドライアイになりやすい方は術前にコラーゲンやシリコンの涙点プラグ治療を行い、術後も快適に過ごして頂きます。
  • 眼圧が手術前よりも低下するため、眼圧検査時はレーシックを受けたことを申告する必要があります。
  • 近視の進行する10代などの若いうちは手術が受けられません。10代前半(18歳未満)は受けられません。
  • ウェーブフロントLASIKは、航空身体検査基準に不適合となります。(パイロットになれません)

レーシック以外の方法

角膜厚が不足している方、格闘技やハードなスポーツを職業とされている方に適した方法

LASEK(ラセック)

LASIKではフラップを作って角膜実質層にエキシマレーザーを照射しますが、LASEKは角膜上皮を除去し、角膜実質層にエキシマレーザーを照射します。約1~2週間で角膜表面全体が新たな細胞でおきかわって視力が安定します。
LASIKに比べると治療用コンタクトと、術後1~3日間は痛みを抑えるためのお薬が必要で、視力回復にもやや日数がかかります。

ミニRK

特殊なダイアモンドメスで、角膜を切開する手術です。軽い近視から中度近視の方に適しています。
軽度の円錐角膜の近視治療及び、進行の抑制のためにも効果があり行っています。

LASIK(レーシック)が困難な強度近視・乱視の方、角膜厚が不足している方にも適した方法

ICL(眼内コンタクトレンズ)

人工レンズを眼の中の虹彩と水晶体の間に固定する方法です。
再手術で人工レンズの取り外しや交換が可能です。
将来的に白内障など他の病気が出た場合、眼内レンズを除去した後に通常の手術を行えます。
近年、著名人やタレントの方が多く受け、認知度が上がってきました。当院では、2005年から開始しており、2010年より厚労省が認可しています。

オルソケラトロジー

寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装用して近視を矯正し、日中を裸眼で過ごす手段です。毎晩装用しないと効果が持続しない、軽度から中等度の近視にしか適応できないなどの欠点がありますが、中止すると元に戻るので「手術が不安な方」「未成年などの手術のできない方」にはお勧めできる方法です。
老齢年齢にはモノビジョン矯正も行っています。

一度当院での適応検査をお進め致します。
お客様お一人お一人の眼の状態に応じたご提案をさせていただきます。

 

レーシック手術・ラセック・ミニRKの費用

レーシック

手術費用は自費(保険適応外)となり、手術後6ヵ月内の検査費用、手術費用、薬費用などを含みます 。手術の2日前までのお支払いをお願いしております。
                                                   
                                                                                                                                                        (2024年5月執刀分より)

適応検査(スタンダードレーシック・レーシック)
(※予約制)
スクリーニング
(説明会参加の方は無料)
2,200円
術前検査代金 5,500円

スタンダードレーシック

(マイクロケラトームを使用したレーシック)

片眼 180,000円
両眼 350,000円
レーシック
(フェムトセカンドレーザーを使用したレーシック)
片眼 230,000円
両眼 450,000円
白内障術後、多焦点レンズ術後
(度数補正タッチ&アップ)
片眼 当院患者様 100,000円
片眼 他院患者様   150,000円
両眼 当院患者様 180,000円
両眼 他院患者様 280,000円
  ※他院患者様 
他院で白内障手術を受けられた方
(術前検査代金別途 11,000円)
他院術後 lift up 片眼 150,000円
両眼 280,000円
(術前検査代金別途 11,000円)
他院術後 re cut 片眼 200,000円
両眼 380,000円
(術前検査代金別途 11,000円)

※ご紹介者、学生の方は初診時問診票に必ご記入下さい。ご紹介者の方のフルネームをご記入ください。
(学割制度などは予告なく変更する場合がございます)
※生命保険等に加入されている方は、手術に対する給付金が支払われる場合がございます。 加入されている方は、各生命保険会社へお問い合わせ下さい 。
※LASIK手術費用について、世界情勢の影響により、手術で使用するガス・その他材料費等の価格上昇を受け改定させていただく事となりました。
ご理解の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

LASIK再手術について

LASIK後、視力の低下があり再手術をご希望の場合は、術後1年未満の方は手術代無料
術後1年以上経過の方は片眼8万円、両眼16万円必要です。(別途、手術前検査代11,000円必要)

PRK(フラップを作成しないレーザー手術)

手術費用は自費(保険適応外)となり、手術後6ヵ月内の検査費用、手術費用、薬費用などを含みます。
手術の2日前までのお支払いをお願いしております。


適応検査
(※検査は予約制)
スクリーニング 2,200円
適応検査 5,500円
通常 片眼 160,000円
両眼 300,000円

※ご紹介者、学生の方は初診時問診票に必ご記入下さい。ご紹介者の方のフルネームをご記入ください。
(学割制度などは予告なく変更する場合がございます)
※生命保険等に加入されている方は、手術に対する給付金が支払われる場合がございます。加入されている方は、各生命保険会社へお問い合わせ下さい。

PTK(フラップを作成しないレーザー手術)

顆粒状角膜変性症を治療する際に行います。
手術費用は保険適応となりました。(平成28年4月)

適応検査(※予約制) 保険にて請求
保険負担 片眼 1割 10,000円

 3割 30,000円
両眼 1割 20,000円

 3割 60,000円

※生命保険等に加入されている方は、手術に対する給付金が支払われる場合がございます。加入されている方は、各生命保険会社へお問い合わせ下さい。

ミニRK

手術費用は自費(保険適応外)となり、手術後6ヵ月内の検査費用、手術費用、薬費用などを含みます。
手術の2日前までのお支払いをお願いしております 。

適応検査(※予約制) 検査内容により保険にて請求
円錐角膜の場合 片眼 80,000円

 両眼 150,000円

※生命保険等に加入されている方は、手術に対する給付金が支払われる場合がございます。加入されている方は、各生命保険会社へお問い合わせ下さい。
※費用は、税込価格となります。

レーシックとコンタクトレンズの
比較

レーシックを検討する際に、これまで装用してきたコンタクトレンズとの比較が気になる所だと思います。
だいたい2ウィークタイプのコンタクトレンズを10年間使い続けた場合、合計金額はレーシックの価格を超えます。
1デイタイプですと約2年間使い続けた場合に相当します。
その他日々のケアや検査費、紛失 等を考えると、さらに費用がかかってしまいます。

2ウィークタイプのコンタクトレンズを使用した場合

※使い捨て2ウィークのコンタクトレンズとケア用品を3ヶ月使用した場合に掛かる費用は
2,300円×2(両眼)=4,600円/3ヶ月分 + ケア用品3,000円/3ヶ月分=7,600円/3ヶ月分
(2ウィークスタイプのコンタクトレンズ:定価2,300円(1箱6枚入り/片眼 3ヶ月分)、ケア用品:定価3,000円/3ヶ月分)

1デイタイプのコンタクトレンズを使用した場合

※使い捨て1デイタイプのコンタクトレンズを3ヶ月使用した場合に掛かる費用は、
2,600円×2(両眼)=5,200円/1ヶ月分 5,200円×3ヶ月=15,600円/3ヶ月分
1デイタイプのコンタクトレンズ:定価2,600円~ (1箱30枚入り 1ヶ月分)

レーシック手術の流れ
(ご予約からアフターフォローまで)

レーシック手術までの流れ

1スクリーニング検査

SPOT Vision Screenerまずは、レーシックが適応可能か屈折度数、角膜の状態を確認します 。
スクリーニング検査で適応があれば、次回 術前検査となります。

※初診の方はスクリーニング検査からとなります
※後日、術前検査の予約を取る場合は必ずお電話にてお願い致します。

2術前検査

適応検査前に、ハードコンタクトの方は3週間、ソフトコンタクトの方は1週間外して生活していただきます。
その後、適応検査を受けていただきます。
日程:随時受付(予約制) ※検査の所要時間は約150分です。

  • 保険証をご持参ください。 
  • 眼のまわりの化粧は避けてください。
  • 瞳孔を開く散瞳検査を行ないます。
  • 4~5時間は光を眩しく感じたり、見づらくなります。
  • ご来院の際、ご自身での運転は避けてください。
  • ICLもスクリーニング検査をしてから 次回 術前検査となります
適応検査の流れ

17段階の精密検査を行い、レーシック手術が可能かどうかを診断します。
(検査の結果によっては、手術を受けられないこともあります)
検査結果をもとに、患者さまお一人お一人に合った手術内容を構成します。

1眼圧検査

黒目の形状の測定【目的】房水という液体によって保たれている眼球内圧(眼圧)を測定する検査です。眼圧は、健康な目でほぼ一定ですが、房水の生産量と流出量のバランスが崩れると変動します。眼圧の変動は目の異常を知る重要な手がかりです。眼圧に異常があった場合、レーシックは受けられません。
【使用機器】…眼圧測定器
空気がプシュッと吹き出し眼圧を測定します。少し驚きますが、痛みなどは全くありません。

2屈折の度数の測定

黒目の形状の測定【目的】近視・遠視・乱視の度数や角膜(黒目)のカーブの具合を測定し屈折力を調べます。
【使用機器】…レフケラトメーター
台にあごをのせ中の映像を見るだけの簡単な検査です。

3角膜内皮細胞の測定

黒目の形状の測定【目的】角膜内皮細胞を測定します。コンタクトレンズの使用等によってダメージを受けていると細胞が少なかったり、小さかったりします。この細胞は一生を通じて増えることはなく、細胞が少なすぎるとレーシック手術を受けられない可能性があります。
【使用機器】…内皮検査器
台にあごをのせ、中の映像を見るだけの簡単な検査です。

4黒目の形状の測定

黒目の形状の測定【目的】目に触れることなく角膜の厚み、前眼部の断面像、角膜前面や後面のカーブを測定します。
【使用機器】…CASIA2
台にあごをのせ、中心の点を見つめます。1秒ほどで測定できます。

5角膜形状/屈折力の測定

角膜形状/屈折力の測定【目的】角膜の形状と屈折度を測ることで、レーシック手術の際、どのようにレーザーをあてるかシミュレーションを行うことができます。この検査によって患者さまお一人お一人に適した手術を行うことができます。
【使用機器】…CASIA2
台にあごをのせ、青い光が光るなかで5~6枚撮影を行います。

6視力検査

視力検査【目的】一般的な視力検査です。患者さまの年齢、職業等を考慮し、レーシック後の目標視力を決定します。レーシック手術後の状態をイメージして頂きます。
【使用機器】…ニデック視力台

7ドライアイ検査

ドライアイ検査【目的】レーシック手術後は一時的に角膜の神経が遮断されドライアイになる事がある為、事前に確認をして元々ドライアイの方には手術時(場合によっては手術前)にドライアイの治療も同時に行います。
診察時に涙液の蒸発時間を測定し、涙のメカニズムや角膜に傷がないか調べます。

8明暗所瞳孔径測定検査

暗所瞳孔径測定検査【目的】暗い部屋で、どれぐらい瞳孔が大きくなるかを測定して、レーザーの照射範囲を決定するのに役立てる検査です。人間の目は、明るい部屋と暗い部屋では瞳孔の大きさが変化します。これは、光をより多く集めるために、瞳孔が大きくなるためです。これは、大きすぎるとハロー・グレアが激しく出てしまうことがあるので注意しなければなりません。
【使用機器】…OPD

9目のサイズを測る

目のサイズを測る【目的】角膜径(黒目の大きさ)や瞼裂幅(まぶたの幅)を測定します。角膜径によってフラップ作成時の器具サイズを選択する為必要です。瞼裂幅があまりにも狭いと、フラップ作成時の機械(マイクロケラトーム)が安全な状態で使用できない場合がある為、事前に測定しています。
【使用機器】…カシアⅡ

10眼球の長さを測定

眼球の長さを測定【目的】眼球の長さを測定します。小児の近視や遠視の場合でも眼球の長さが測定できます。目の長さが長くなれば近視になりますので近視自体の診断には有用です。また左右の目の長さが違うときに弱視になることもありますが、その診断にも有用です。
【使用機器】…OA2000

11瞳孔を拡げて再検査

瞳孔を拡げて再検査【目的】瞳孔を拡げる点眼液(散瞳薬点眼)を2回10分おきに点眼したのち、再度屈折力測定検査を行います。点眼液によって瞳孔が開いているため、目に入ってくる光に対して眼が調節できない状態になることにより、より正確な数値を測定することができます。
※この点眼液によってしばらく光がまぶしく感じます。

12神経線維の厚みを測定

神経線維の厚みを測定【目的】視神経に異常がないかを調べます。この検査で異常がみられた場合は、視野検査を行い緑内障でないかを確認します。
【使用機器】…OCT
台に顎をのせ視神経乳頭の撮影を行います。

13角膜の厚みを測定

角膜の厚みを測定【目的】非接触で角膜の厚みを測定し、角膜切開の深さを決定するのに役立てます。
【使用機器】…CASIA2

14老眼体験

老眼体験【目的】レーシックを受けた後でも、年齢とともに老眼となります。患者さまが将来老眼となったときの見え方を体験して頂きます。

15前眼部~眼底検査

眼底検査【目的】網膜や網膜周辺部に病気がないか、医師の診断を行います。眼底の特定部分を一つずつ注意深く観察することで、各部位に異常がないことを確認します。

16視野検査(視神経に異常が認められる場合のみ行います)

【目的】視野検査はOCTで視神経に異常がある場合のみ、視野の範囲を測定します。静的視野を測定し、視野の全体像を把握します。
【使用機器】…静的精密視野測定器(ハンフリー)
台にあごをのせ、中心部分をみつめ光が見えた瞬間ベルを押します。

17採血

採血【目的】手術を行いますので、感染症等の確認のため採決致します。

手術の流れ

1洗顔

洗顔当院の温水も出るパウダールームで洗顔をして頂きます。

2術後の説明

術後の説明術後に使用して頂く点眼液や薬の説明を致します。
当院では術後に使用して頂く防護眼鏡を無料でお渡ししております。また今まで使用されていた眼鏡のレンズを度抜きのものに変更できるサービスを、近くの眼鏡店で行っております。(別途2,000円必要)

3手術前準備(約10分)

手術前準備(約10分)リカバリー室に移動し、広めのリクライニングできるソファでリラックスして頂いた状態で点眼麻酔をします。そしてキャップを被って頂き、目の周りを消毒します。

4手術開始

手術開始手術室に移動して頂き、手術を開始します。

5手術終了

手術終了手術終了後、再度リカバリー室に戻って頂き、約20~30分安静にして頂いた後、院長の診察を受けて帰宅して頂けます。

6手術翌日

手術翌日手術翌日に検診を致します。眼圧・近視の度数を調べ、視力検査を行います。全ての検査は約30分程度で終わります。翌日検診後は1週間、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年毎に検査を行います。(6ヶ月検診まで手術料金に含まれます)

レーシック手術の流れ

1点眼麻酔

点眼麻酔点眼麻酔のみで、ほとんど痛みを感じることなく行われます。まず、眼のまわりの皮膚を消毒し、清潔なビニールシートで目の周りを覆い、開瞼器と呼ばれる器具で瞼を開けます。

2マークを付ける

マークを付けるレーザー照射後、正しい位置にフラップを戻せるように角膜にマークをつけます。

3眼球を固定

眼球を固定サクションリングで吸引し(陰圧をかけ)眼球を固定します。
陰圧がかかると眼の前が真っ暗(ブラックアウト)になるか、照明灯の光を弱く感じるようになります。
しっかり固定した後、マイクロケラトームという器械で、角膜のフラップ(蓋)を作成します。

4フラップ(蓋)をめくる

フラップ(蓋)を作成フラップをめくり角膜実質を露出します。

5レーザー照射

レーザー照射角膜実質にレーザーを約10~50秒間(近視が強い程長い)照射します。照射時間は近視の度数・乱視の有無によって決定します。
コンピューターが眼球の動きを自動的に感知し、レーザーを追尾する安心のアイトラッキングシステムの導入によって、微少な眼球運動による照射ずれを予防でき、より精度の高い矯正ができます。

6フラップを戻す

フラップを戻す元の位置にフラップを戻し、密着させます。

7手術終了

手術終了3分ほど乾かしフラップが密着したことを確認します。強くこすらない限り、フラップがずれることはありません。両眼でおよそ、20分ほどですべてが終了します。 手術終了後は、待合室で15~30分程度、静かに眼を閉じてお待ちください。

8診察

角膜の状態を確認するため、手術をした眼の診察を行います。
手術後1週間お使いいただく点眼薬をお渡しします。痛みが出たときのために痛み止めの薬もお渡ししています。

9ご帰宅

まだ視界がぼんやりしていることが多いので、気をつけてお帰りください。

レーシック手術後の注意事項

手術の1~3週間前

コンタクトレンズの装用を中止してください。
(ハードコンタクトレンズは3週間以上、ソフトコンタクトレンズは1週間以上)

手術前日

手術3日前から手術3日後までは、飲酒、喫煙をさけてください。

手術当日

  1. からだをしめつけない楽な服装でご来院ください。(白い服は避けて下さい。)
  2. 靴は履き慣れた、着脱しやすいものにしてください。特にハイヒールは避けてください。(靴下の着用をお願いします。)
  3. お化粧・香水は一切しないでください。
  4. ご来院の前に食事は通常通り召し上がっていただいて結構です。
  5. お車でのご来院は避けてください。 ※術後の車の運転は危険です!
  6. お連れ添いの方が同伴していただければ、より安心です。

運転免許証

運転免許証の「眼鏡等」の条件がとれます。視力が回復した時点で書き替えの手続きを行ってください。
※手術当日は、ご本人の運転は出来ません。

手術後の症状について

手術当日・・・

術後に異物感やしみる感じがありますが、その日のうちに徐々に消失していきます。
ご帰宅後1~2時間の仮眠をとられることをお勧めします。より早い視力向上が望めます。

手術後・・・

しばらくの間、近くのものを見るときにぼやけたり、夜間、ハレーションを強く感じたり、光のぼやけなどの見にくさを自覚することがあります。その他、眼の乾燥感を感じることがよくあります。これらは術後の治癒過程でおこることであり、多くはしばらくするとなくなります。

レーシック手術のリスク

レーシック手術には、以下のようなリスクが報告されています。当院では、十分にご説明を行い、ご同意を得られてから手術へと進みます。少しでもご不安なことがございましたら、遠慮なくお尋ねください。

感染症について

外科的な手術である以上、感染のリスクが生じます。国内の外科手術で感染を起こす可能性は非常に低いものとなっておりますが、当院ではさらに感染対策に万全を期し、手術前後の感染予防処置(点眼など)によって、限りなくゼロに近づけるよう努力しております。

ドライアイについて

レーシック手術の際には、角膜の神経が一部切断されるため、知覚が鈍くなり、手術後にドライアイ症状をきたすことがあります。ゆっくり深い瞬きを意識して行うことが大切です。ドライアイ用の点眼を3か月続けていただきます。
通常、角膜の神経は1年以内に修復されます。

グレア・ハローについて

レーシック手術後、暗いところで光を見たときに過度に眩しくなったり(グレア)、光の輪が見えたり(ハロー)することがあります。
角膜の安定とともに症状も軽減し、通常は6ヵ月以内にグレア・ハローも落ち着きます。(強度の近視などで沢山削ることで角膜が変形しますので、発生しやすいです。)

角膜拡張症について

強度近視で削る量が多くなり、残存する角膜が薄くなるとレーシック手術後に起こるのが、角膜拡張症です。近視の戻りや不正乱視などをきたし、視力低下を招きます。
発生頻度は、0.1%とかなり低くなっています。
当院では残存量を確認し、厚みが少ない方にはICLをおすすめします。

再手術について

1回のレーシック手術によって、すべての方が裸眼生活になるわけではありません。ただ、1回目の手術後に近視や乱視、遠視が残った場合でも、角膜の厚みを確認し、可能な場合再手術を行い、裸眼視力を高めることができます。

過矯正について

レーシック手術によって過度に視力を矯正してしまうと、近くのものを見続ける作業によって眼精疲労を起こしやすくなります。過矯正を防ぐため、必要な方には手術前にサイプレジン検査(遠視や近視の程度を調べる検査)を導入しております。
万一、過矯正の場合は、再照射を行って調整いたします。

レーシック手術Q&A

なぜ施設によって価格の違いがあるのですか?

安く手術を受けられる施設では、患者様に適した手術方法よりも、コスト重視の流れ作業のような検査や手術をしていたり、治療水準の低い方法で手術方法を行っていたりするようです。又、術後検診などのアフターフォローもほとんどありません。当院では詳しい検査の後、患者様お一人お一人に適したベストな手術方法(最新レーザーソフトによる、オーダーメイドレーシック)をご提案し、術後も定期検診・一般治療を行っております。

支払い方法は?

銀行振込、クレジットカード(VISA、JCB、Master)の2つをご用意しております。

手術までの来院回数は?

手術日を含めて、最短で2回となります。適応検査→手術(視力が不安定な場合、数回来院をお願いする場合がございます。)

手術後の検査費用は?

手術後6ヶ月間はLASIKに関しては無料。6ヶ月を過ぎると健康保険扱いとなります。
※再手術後は、1ヶ月を過ぎると健康保険扱いとなります。

手術直後の見え方は?

帰宅時は不自由なく見える程度ですが、人それぞれで異なります。ご本人による車の運転は禁止といたします。

手術中・手術後の痛みは?

手術前に点眼麻酔を行いますので、手術中に強い痛みを感じることはありませんが圧迫感は少し感じます。

失明の可能性はありますか?

眼科専門医がこれまでに行った手術で、世界的にみても失明した例はありません。 マスコミで取り上げられた施設は器具の消毒をせずに道具を用いた為で、当院ではお一人ずつ新しいナイフを使い捨てしています。

仕事やスポーツはいつからできますか?

軽い事務仕事なら翌々日から可能ですが、コンピューター作業など、目を酷使する作業は一週間控えてください。汗をかく作業や運動も1週間避けてください。